🐾第2話:飼い主にもしものことがあったら…

ペットを飼っている方の多くが、ふとこんな不安を感じたことがあるのではないでしょうか。

「自分に何かあったとき、この子はどうなるんだろう…?」

人間と違って、ペットには自分で生きていく術がありません。
ごはんも、住む場所も、病院に行くことすら、すべてが**“飼い主の存在”にかかっている**んです。

でも…いざというとき、その「飼い主」がいなくなってしまったら?

🐶いざという時、ペットは「法律上どう扱われるのか?」

実は、日本の法律では、

ペットは“物”として扱われます。
つまり、遺産分割の対象として“相続財産”と同じように扱われるのが現状です。

しかし、“物”だからといって、誰かが自動的に引き取ってくれるわけではありません。
たとえ親族であっても、「引き取りを拒否する」ことができるんです。

その結果、どうなるかというと…

🚨親族も引き取り手もいなかった場合…

飼い主が急逝、あるいは認知症などで判断力を失った場合、ペットはどうなるのでしょうか?

・行政(市区町村)に引き取られる

・動物保護団体が一時保護

・施設に一時的に預けられる

…このような流れが一般的ですが、いずれも**「あくまで一時対応」**です。

特に行政は、**長期間の飼養はできず、一定期間を過ぎると“殺処分”**という選択肢が現実として存在しています。

保護団体も慢性的に引き取り依頼が多く、

すでに手一杯な状態
「次の引き取り手が見つからなければどうなるのか」…想像するだけでも胸が痛くなりますよね。

😔“うちの子”が孤独に最期を迎えるかもしれない

これは決して特別な例ではありません。
実際に、保健所や団体に「○○さんが亡くなったのでこの犬を…」という連絡は少なくありません。

中には、飼い主の死後、何日も放置されていたペットが発見されるという痛ましいケースもあるのです。

✅だからこそ、“もしも”への備えが必要

人間には、遺言や相続といった「終活の仕組み」があります。
では、ペットの命を守る“仕組み”は…?

そこで登場するのが【ラボプチ信託】です。

ラボプチ信託は、飼い主が元気なうちに“この子の未来”を準備しておける仕組み

・どの施設で引き取るか

・飼育費はどこから出るか

・誰が見守るのか

すべてを事前に決めておくことで、いざというときもペットは安心して暮らし続けることができるんです。

🐾まとめ:ペットへの備えは、愛情のカタチ

「もしも」のときの備えは、決してネガティブなことではありません。
それは、ペットを“うちの子”として大切に思っているからこその、優しい準備です。

次回は、さらに深く——
「高齢者とペットの関係、健康への影響、社会的意義」について掘り下げていきます✨

このシリーズを通して、あなたの“うちの子”の未来が明るいものになりますように…🐶💕

「もしも」の備え、はじめの一歩は“相談すること”から✨
LINEでもフォームでもOK!下記よりお気軽にお問い合わせください😊