🐾第3話:命あるものと暮らす責任

「老後の生活が、うんと豊かになったのはこの子がいたから。」

そんな声をよく耳にします。
そう、ペットは高齢者の心と体を元気にしてくれる存在なんです。

🐕ペットがもたらす“癒し”と“健康効果”

高齢者がペットと暮らすことによって得られる恩恵は、実は医学的にも証明されつつあります。

寂しさを感じにくくなる(会話の相手・日々の喜び)

生活にリズムが生まれる(ごはん・お散歩・お世話)

幸福度や生きがいの向上

認知症の予防にも効果があるという研究も!

たとえば、東京大学などの大規模調査では、犬を飼っていた高齢者は、認知症の発症リスクが約40%低いという報告もあります。
また、ペットと触れ合うことで、「オキシトシン(愛情ホルモン)」が増え、ストレスホルモンのコルチゾールが減少することが、

アメリカ心臓協会の研究でも確認されています。

こうした心身への良い影響は、実際に「高齢者の医療費を削減する可能性がある」として、厚生労働省も注目している分野なんです。

さらに、これは高齢者に限らず、一人暮らしの方や心のバランスを崩しがちな方にも同様の効果が期待されており、

ペットが「かけがえのない支え」となっているケースも多くあります。

🏥でも…“健康に良い”だけでは語れない現実

一方で、気になるのが「その先」のこと。

高齢者が病気になったり、入院・施設入所が必要になった場合、
そのペットの行き先が決まっていなければ…?

・親族が引き取れない

・ご近所では預かれない

・保護団体もいっぱい

…と、行き場を失ったペットが行政に引き取られ、最悪「殺処分」されてしまうというケースも実際に起きています。

これは、飼い主さん自身が悪いわけではありません。
でも、命を預かる以上、「最後まで責任を持つ」ことが求められる時代になってきているのです。

🐾“命あるものと暮らす”ことの意味

ペットは、ぬいぐるみでもロボットでもありません。
生きていて、感情があって、あなたを信じている存在です。

そんなペットと暮らすなら、私たち飼い主は、「この子の一生」にまで目を向けてあげる責任があります。

・自分が元気なうちは一緒に幸せに過ごす

・もしもの時には、ちゃんと託せる場所・人・仕組みを準備しておく

それが、飼い主としての本当の愛情であり、“命と暮らす覚悟”なのだと思います。

✅ラボプチ信託で叶える、“責任あるペットライフ”

そんな飼い主の想いをかたちにするのが、

ラボプチ信託】です。

・自分に何かあったときに備え

・ペットの引き取り先と費用を事前に確保し

・提携施設・支援者と連携して、ペットの未来を守る

それは、ペットに「最後までありがとう」と言ってもらえる準備でもあります。

🐾まとめ:「未来の安心」も一緒に。

高齢者とペットの暮らしは、社会にとっても素晴らしい可能性を秘めています。
でもその反面、「責任」という重みも忘れてはいけません。

だからこそ、ラボプチ信託は単なる制度ではなく、“愛情と責任”をカタチにするツールとして、今、注目を集めています。

次回は、いよいよ!
「ペット相続士とは?どんなことをしてくれる人なのか」について、わかりやすくご紹介していきますねっ📘✨

あなたの“うちの子”と、末長く安心して暮らせますように…🐕💞

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📚参考文献・出典

・東京大学高齢社会総合研究機構・武見ゆかり教授らによる調査研究
 「犬の飼育経験と認知症リスク低下の関係」(65歳以上 約3万人を対象)

・American Heart Association(米国心臓協会)2013年発表
 「ペットとのふれあいが血圧やストレスホルモンに与える影響」

・ペットフード協会「高齢者とペットに関する生活実態調査」2021

・厚生労働省 高齢者の健康づくりに関する報告書(ペット飼育と医療費削減の関連言及)